シルミド

シルミドを見た。
「俺は国営墓地に入りたかった」という台詞に左隣の女はボロボロと泣き崩れ、右隣の女はケラケラと笑っていた。 感性ってのはいろいろだと思った。 でも、ややオーバーアクションの左隣の女につられて危うくもらい泣きしそうになっている自分の感性の主体性のなさにちょっとがっかりするのだった。