xxxxさんですよね?

かなり久しぶりに、行きつけの八丁堀「川」へ行った。
昔、別の金融系プロジェクトをしていた時は、かなり足しげく通ったのだが。
その頃は、席に座れば、黙っていてもキープしていた「亀甲宮」の一升瓶が出て来たものだった。そのボトルには「威厳なし」「泥酔」などなどプロジェクトメンバーに好き放題の名前を書かれていたものだ。

今のプロジェクトメンバーと一緒に行くのは考えれば初めてだなぁ、と思いながら、店に入る。 さすがにボトルは残ってないだろうなぁ、と思いながら、乾杯のビールを飲み終わった後、「xxx(苗字)なんですけど、ボトル残ってます?」と聞いてみる。
店員の女性はちょっと考えて、「xxx xxxxさんじゃないですよね?」とフルネームで問いかけてくる。 「え、それ私の名前ですか? え?」 「あれ? あ、そうですか。わかりました、すぐ持ってまいります」 とものの数秒でボトルが出て来た。 何か釈然としなかった。 その後別のオーダーをするときに「さっき、なんでフルネームで確認したんですか? 結構同じ苗字の人多いとか?」と聞くと、ちょっと困ったように「えっと・・・、いつものおじさんと違うから・・・・」

・・・・?・・・・・
いつものおじさん?

「え? その人は良く来るの?」
「はい、よくいらっしゃいます」

だ・誰だ!!!???

ピーン! 心当たりはある。
来週確認してみよう。