繁忙日

「ごとうび」という言葉あるように、商習慣上の繁忙日というものが存在する。 金融取引において、本日はそれに当る。月末と月曜日が重なっているからだ。 詳しい理由はここで述べてもしょうがないが、変えようの無い事実なのだ。 ちなみに、今年は、1/31と2/28と10/31がそれにあたる。 金融システム関連に携わっている人は、この日をX-Dayとして各種対策を実施する。 朝からの会社のフロアはそこはかたとない緊張感につつまれ、朝出が大嫌いの俺でさえ、1時間以上も早く席に座っている。 しかし、それには特に意味は無い。 ポーズだ。 1/31は、あれよあれよと、処理があふれていくシステムを指をくわえたまま「がんばれ、昼休みはあと20分だ!」と心のエールを送る程度のことしかできなかった。(個人取引は昼休みに超集中するのだ) 今回こそは、少しは、と思い、一月それなりに準備をしたが、所詮できることなどたかが知れている。なんて無力なんだ。 人間の作ったシステムに人間が翻弄され、なす術も無い無力感を感じるのは、なんかちょっとしたプチSF気分だったりする。 いっそのこと、システムが意思を持ち初めてくれれば、俺達の仕事も楽に・・・なるのかな。。。 それこそ、俺がこんなきつい日なのに、お前達は朝から待機しようっていう気持ちももてないのか とシステムに責められ、さらに無駄な作業が増える気がしないでもない。

こんなことを書いている、ってこと自体、あんまり朝一で待機してもやることないってことだわな。

ということで、最近は金融がらみの仕事を不本意ながらやっています。